デスヒート(1-2P)
ヒートに宿りしグルーブトロンと、
ヒートが持つ両親の記憶とその残渣が
よくわからない作用をした結果生まれた存在。
父は伯父との因縁を果たすべく、半透明の亡霊の如き姿で、
『事故』に関わった人間の前に次々と現れ、
その心を恐怖で破壊していく。
最後には因縁深い伯父の前に現れ
心臓を鷲掴み燃やし尽くす。
その際、伯父の死に物狂いの反撃で、
鋭いペーパーナイフで右目に斬り付けられる。
(→動体視力が戻らない理由。『呪い』のようなもの。)
母は意識の無いヒートの中で、
その心と体の傷を優しく癒し続けた。
最後には、父、母ともヒートの心の中に宿る。
その結果、ヒートは奇跡的に意識を取り戻す。
その後はヒートの中で彼の体内を巡るグルーブトロンとして
彼と一体化していたのだが、ロボZのトロンを浴びた影響で
母親属性の部分が弾き飛ばされ、分離&実体化。
2-2Pヒート、日本の母、デスヒさん誕生。
右目の傷
ロボZトロンを浴び、『二つ』に分かれてしまった
その瞬間から、顔に現れる。
最初は驚くが、何をやっても消えないので諦める。
デスヒさん(2-2P) 不老だが不死じゃない
おだやかで冷静沈着、いつもニコニコ、たおやかで優しい。
お料理上手で家事全般バッチコイな良妻賢母タイプな、男。
だがキレると ヤ バ い 。(デスヒート化)
自分が何なのか、何故生まれたのかはよく思い出せない。
だが、理由はわからないが『母親』になりたいと思っている。
その結果、体の性とのギャップにやや苦しむがなんとか慣れる。
半年ほど、家事壊滅な白ヒのお世話をして暮らしていたが
ある日短気を起こした白ヒの言葉により傷付き、
『子離れ』をするために、彼と離れる事を決意。
(白ヒの住民票等を利用して)調理師免許を取り、料理教室講師の職を得る。
その後、商店街と寺町が融合したような不思議な町の、
ヒロさんの家よりは大分広いけれども、
築50年和風昭和テイストな部屋に移り住み、一人で暮らしていた。
そしてある夏の日に、心の奥底で『母の愛』を求めていた、
ナマイキなオコチャマに出会い・・・
白ヒ(2-1P) 不老不死
母親の冷静沈着な部分を丸ごと失ったためか、
やたらガキくさくキレやすくなる。(精神年齢16歳程度)
情緒もやや不安定に。前よりも更に孤独に弱くなる。
ついでに背も縮む。(肉体年齢も16歳程度)
縮んだ分を上げ底靴で誤魔化している。
急に現れた自分と瓜二つのデスヒさんに驚くも、
何故か離れがたいと感じ、行くあての無い彼を自分の部屋に住まわす。
デスヒさんとの暮らしは、何故だか『母』が生きていた
あの頃を思い出させてくれる、穏やかで優しい時間だった。
しかしダチとツルむのが最高に楽しい時期でもあったためか、
(次の日にはケロリと治ってしまっているのだが)深酒をして泥酔したり
(次の日には傷も綺麗に治るのだが)些細な事でキレてケンカしたり等と、
デスヒさんを相当ハラハラさせる。
心配したデスヒさんの忠告も『小うるさい母の小言』に聞こえてしまったのか、
ある日キレた白ヒはデスヒさんに
「ガキでもねーし!お前なんていなくても、オレは一人で生きていけるっつーの!」
と怒鳴ってしまう。
結果、(自分は必要ではないのかな?)と考え傷付いたデスヒさんは出て行く。
その時の事は激しく後悔しているものの、素直じゃない為未だに謝れない。
デスヒさんが一人暮らしを始めてからも、寂しさから
何かと理由を付けてはデスヒさんの部屋を訪れ、美味しいごはんを食べているw
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