ダブルパート論


Dパートにおける、決めとコマンド分岐、ダンスレベルとの関係

決めには、4COMBO、COOL3種、FREEZE4種の計8種があり、それぞれに
4COMBO:FINISH8、COOL:FINISH5〜7、FREEZE:FINISH1〜4と
名前がついている(dance view参照のこと)。
具体的には、ダンスレベル1ではFINISH6〜8、2ではFINISH5〜7、
3ではFINISH3〜6、4ではFINISH2〜5、5ではFINISH1〜4を決めることが可能。
各決めは、更にコマンドルートの分岐システムによって、どれになるのかが決定される。

コマンドルートの分岐とは、偶数コンボ目がジャストか否かで、続くコマンドが変化するという
バストアムーブ1にはなかった、バスト2独自のシステム。

では、コマンドの分岐とは、具体的にはなんなのかというと……

ダブルパートコマンド点数表
Lv.5 ①(420) ②(450) ③(480) ④(510) ⑤(540) ⑥(570) ⑦(600) ⑧(630+2220) FINISH1
NJ ⑦(570) ⑧(600+2100) FINISH2
NJ ⑤(510) ⑥(540)
NJ ③(450) ④(480) NJ ⑦(540) ⑧(570+1980) FINISH3
NJ ⑤(480) ⑥(510)
NJ ⑦(510) ⑧(540+1860) FINISH4

Lv.4 ①(390) ②(420) ③(450) ④(480) ⑤(510) ⑥(540) ⑦(570) ⑧(600+2100) FINISH2
NJ ⑦(540) ⑧(570+1980) FINISH3
NJ ⑤(480) ⑥(510)
NJ ③(420) ④(450) NJ ⑦(510) ⑧(540+1860) FINISH4
NJ ⑤(450) ⑥(480+1320) FINISH5

Lv.3 ①(360) ②(390) ③(420) ④(450) ⑤(480) ⑥(510) ⑦(540) ⑧(570+1980) FINISH3
NJ ⑦(510) ⑧(540+1860) FINISH4
NJ ⑤(450) ⑥(480+1320) FINISH5
NJ ③(390) ④(420)
NJ ⑤(420) ⑥(450+1200) FINISH6

Lv.2 ①(330) ②(360) ③(390) ④(420) ⑤(450) ⑥(480+1320) FINISH5
NJ ⑤(420) ⑥(450+1200) FINISH6
NJ ③(360) ④(390)
NJ ⑤(390) ⑥(420+1080) FINISH7

Lv.1 ①(300) ②(330) ③(360) ④(390) ⑤(420) ⑥(450+1200) FINISH6
NJ ⑤(390) ⑥(420+1080) FINISH7
NJ ③(330) ④(360+540) FINISH8
(コマンドジャスト1回につき、表の点数に+30点のジャストボーナスが加算される)

各ダンスレベルに従って、5個のスタートコマンド(1コンボ目)が存在している。

ここでLv.1の場合を例に挙げ、見てみよう。

はじめに出てくる分岐コマンドは②だ。
ここでジャスト()をすると、コンボは表のの方に進んでいく。

しかし、ここでノットジャスト(NJ)をすると、
コンボはNJの横の③のルートに落ちてしまう。
FINISH8のコマンドルートに分岐したわけだ。

つまり、コンボをつなげて偶数コンボ目に到達すると、
ジャスト(J)orノットジャスト(NJ)による分岐の判定が下され、

ジャストならJの方へ、ノットジャストならNJの方

コマンドが分岐していく。

これが、Dパートにおけるコマンド分岐のシステムだ。


ハイスコアを狙う際の、コマンド分岐の重要性

ここで、ふと疑問に感じないだろうか?

「ハイスコアを狙うんだったら、ひたすらジャストして上ルートを出せば良いから、
コマンド分岐なんて必要ないんじゃあ…??」

基本的にはそうなのだが、ここで忘れてはならないのは、
各決めは、通常コマンドよりも得点が高く設定されている』、ということ。

では実際に、ダンスLV.1、12ターンを各決めとコンボで埋めてみよう。
Lv変化無し、コマンドミス無し、コマンド分岐コンボ以外は全てジャストとして考えると、
以下の3つのパターンが考えられる。

  1. ①→②(J)→③→④→⑤→⑥→決(FINISH 6)→
    ①→②→③→④→⑤
  2. ①→②(NJ)→③→④→決(FINISH 8)→
    ①→②(J)→③→④→⑤→⑥→決(FINISH 6)
  3. ①→②(NJ)→③→④→決(FINISH 8)→
    ①→②(NJ)→③→④→決(FINISH 8)→①→② 

上記3パターンの得点を、表を基に計算してみると…

  1. 300+330+360+390+420+450+1200(FINISH6)
    +300+330+360+390+420+30×11=5580
  2. 300+330+330+360+540(FINISH8)
    +300+330+360+390+420+450+1200(FINISH6)+30×9=5580
  3. 300+330+330+360+540(FINISH8)
    +300+330+330+360+540(FINISH8)+300+330+30×8=4590

1と2をくらべてわかるように、
2はコマンド数が1個、ジャスト数が2個少ないにもかかわらず、1と同じ得点となっている。
これは、FINISH 8のボーナス得点540点が、ジャストボーナス30×2=60点と、
下ルートに行ったことによる損失点60点、それとLv.1上ルート⑤コンボ目、420点、
合計540点に等しいため起こる現象だ。
決めの重要性がお分かりいただけるだろうか。

しかし、決めはただ決めれば良い、というものではない。
3は決めこそ2回決めてはいるが、1,2とくらべると990点もの差がついてしまう。

あるターン数のダブルパートを決めとコンボで埋めるときは、

・得点の高い決めを、より多く含むパターンを作成する

これが重要なポイントとなる。


では、ここで問題。

☆Lv.4 16ターン

★Lv.3 14ターン(ジャマー1回使用、ソロパート前)

解答:

☆・・・FINISH2(Lv.4:6300点,9ターン)、FINISH5(Lv.4:4050点,7ターン)で埋めるのが正解。
FINISH2+Lv.4①〜⑦コンボ(3570点)に比べると、480点もの差がついている。

★・・・FINISH5(Lv.3:4020点,7ターン)2回で埋めるのが正解。
2回目のFINISH5の決め1ターンを、ソロパートへの移行でキャンセルする(7+6=13ターン)。
これにジャマー1回使用(1000点,1ターン)で計14ターン、9040点だ。
①→②→③→④(NJ)→⑤→⑥(FINISH 6)→決→①→②→③→④(NJ)→⑤→R1→⑥(FINISH 6)
FINISH3(Lv.3:5940点)+Lv.3①〜④コンボ(1740点)+ジャマー(1000点)=8680点
のパターンよりも360点、点数を上回る。

上の二つの例を見ると、

ハイスコアを取るには、ひたすらジャストしてコマンドの上ルートを出せば良い…だけじゃない!
場合によってはあえてNJしてコマンド分岐させ、決めを増やした方が点数が上がる!


…ということが、良く理解できるだろう。

ジャスト外しによるコマンドの分岐は、バスト2スコアタの超重要ポイントだ。
自在に使いこなせるようになるまで、プラクティスモード等でしっかりと練習しよう!


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